25歳 女性 遠距離恋愛に疲れて別れたけれど、後悔
あのとき、なぜ待てなかったのか、未だに後悔している専業主婦の女性です。
まだ20代半ばの頃のことです。
看護師として三交代勤務をこなしていました。
彼は新幹線で4時間以上かかるところで仕事をしていました。
知り合ったきっかけは、偶然行った飲食店で、声をかけられたことでした。
彼の実家が私が看護師として仕事をしていた場所だったものですから、ちょうど帰省していたときに、彼が遊びに来たのでした。
そのため、出会ったときから、遠距離恋愛になることはわかっていました。
彼は、軽い気持ちで付き合い始めたのかもしれませんけど、私はとても彼のことが好きでした。
好きで好きでたまりませんでした。
そのため、看護師という仕事柄、彼の仕事をしている地に転職をすることも真剣に考えました。
しかし、それは長女である私が県外に転職するなんて、ありえない、という両親の強い反対にあい、断念せざるをえませんでした。
そうなると、残りは遠距離恋愛しかありません。
朝まで勤務して、翌日は夕方から勤務というシフトであっても、新幹線に乗って彼のいるところに遊びにいきました。
とはいえ、向こうも仕事ですから、会えるのは、彼が仕事が終わってから、朝まででした。
その短い時間に会うだけでも幸せでした。
彼もとりあえずは真剣には交際してくれていましたけれど、彼が私のいるところに来るのは、実家に帰るついでだけであり、私のためにわざわざ会いにきてくれる、ということはほとんどありませんでした。
仕事が忙しいというのも嘘ではなかったように思います。
ですが、こういった状況に対して、だんだんと苦しくなってしまいました。
彼が好きすぎて、好きすぎて、一緒にいれないということが耐えられなくなってきました。
結果として、それがいやで、身近な、そばにいる人との恋愛をしたい、と考えるようになり、彼に別れを告げました。
彼からは、なぜ、といった反応が返ってきましたが、だからといって、別れることに対して、反対もありませんでした。
結局、私は身近にいる人と結婚しましたが、今でも一番好きだった人はだれかと考えると彼です。
特に、今の結婚生活がうまくいっていないからかもしれません。
どうすればよかったのか、わかりません。
あのままずっと付き合い続けていればよかったのか、とも思ったりもします。
そうしたら、タイミングがあえば、結婚したかも、とも思います。
苦い思い出です。
40代 女性 遠くの彼女より近くの他人
40代 未婚の会社員です。
20代後半、学生時代の友人の紹介で知り合った同い年の男性と遠距離恋愛をしていました。
お付き合い当初の数年間は遠距離ではなく、いつでも逢える普通の恋愛でした。
パートナーが転職を考え始めた時期、関東へ異動の話がありました。
当時、パートナーは私が遠距離を反対すれば断ると言ってくれましたが、転職の話も聞いていた為、パートナーの意思に任せると言いました。
遠距離とは言え、毎日電話は出来るしたまに関東に遊びに行く理由が出来、
楽しいことしか思い浮かびませんでした。
パートナーのご家族とは懇意にさせて頂いており、頻繁に遊びにも伺っていた為、結婚の話も出ており、8月に挨拶、年内に入籍したいとパートナーは言ってくれていましたが、私の両親に挨拶に来てくれる直前、結婚の話はなかったことにしてほしいと言われました。
理由は、青森から派遣できた女性を好きになってしまった。
遠くの彼女より、近くの他人がいいと言われ振られました。
パートナーと逢って話をした際、
なぜか私は涙も出ず、穏やかでしたが
パートナーはタクシーを降りるまで泣いていました。
幸い、うちの両親にパートナーのことは話していなかった為、争い事はありませんでした。
後に、パートナーのご家族から、できちゃった婚をされたことを伺いました。
派遣生活を終わりにしたいが、青森には帰りたくない=関東でお婿さんを探して子供を作って結婚することが目標だったことも伺いました。
暫くは青森のりんごも見たくない程でしたが、女性のしたたかさを目の当たりにして良い勉強になりました。
遠距離恋愛するなら、双方の両親に事前に挨拶をすませ、周りから固めておくことをおすすめします。
遠くの彼女より、近くの他人がいいと言うメンタルが弱い男性との恋愛は避けた方がよいかなとも思います。
今でも、親友や友人達は当時のパートナーとお付き合いしている時が一番幸せそうだったと言いますが、ご縁がなかったのだと思います。
ご縁がある者同士は何があっても乗り越えられる!が私のモットーです。
30代女 7年の間遠距離をして手に入れた幸せ
現在、30代の主婦です。
私は遠距離恋愛を7年ほどしていた経験があります。
7年もというと、かなり驚かれるのですが、私にとってはあっという間の時間でした。
私は関東圏にその頃住んでおり、彼とは同じ会社に勤めており知り合いました。
私が事情により退職する際に、初めて彼と連絡先を交換しましたが、この時私はいいなと思っていましたが、彼は特に何も思っていなかったと思います。
その後別々の会社で働きながら、時折連絡をするという関係になり、お付き合いをすることになりました。
しかし、付き合い始めてすぐに彼が関西で仕事をすることになり、遠距離恋愛がスタート。
いつかはこの距離も縮まって、すぐに会いに行けるようになるだろうと考えていました。
まさか7年も遠距離恋愛が続くなんて自分自身も思っていませんでした。
はじめはお互いが交互に住んでいる県に訪れるというデートを重ねていました。
毎日電話を必ずするというルールは設けていませんでしたが、どちらともなく毎日電話をするようになっていたので、毎日相手がどんなことをして、何を思っていたのかということは大体把握できていました。
おそらくこれが長続きした要因だったのだと思います。
周りの人に、不安にならないかと聞かれることも多々ありましたが、毎日話をしているので、浮気などの不安は全然ありませんでした。
ただ、やはりずっと続くこの遠距離恋愛には不安を大きく抱いていて、年数が重なるごとにどんどん大きくなっていたと思います。
時には彼に「早く一緒に過ごせるようになりたい」と結婚をにおわす発言をして困らせてしまうこともありました。
今思えば、彼を信じて待っていれば良かったのだと思いますが、何もできないその時がもどかしくて仕方ありませんでした。
7年経ったときに、ようやく彼の仕事が安定したことによって、結婚することになりました。
7年も経過してしまいましたが、今は毎日一緒に居られることに感謝する気持ちでいっぱいです。
ずっと離れていたことが信じられないくらい幸せな毎日です。
遠距離恋愛は先が見えず、とても不安な思いに駆られると思います。
ですが、お互いに信じるということが何よりも大切です。
7年間お互いに信じ続けたからこそ、今とても強固な絆が生まれていると思っています。