遠距離恋愛体験談:切なくも美しい恋の記録

30代女性 遠距離は二度としないとっ誓ったあの夏

Yukaです。

30代後半です。

今日は10代のころにした忘れがたい遠距離恋愛について書きたいと思います。

このことをきっかけに、遠距離恋愛は二度としないと誓いました。

高校時代、学生時代大好きだった先輩が、進学で他府県に行くことになったんです。

それは知っていましたが、思い出として告白しました。

しばらく連絡していなかったのですが、私が年賀状を書いたのがきっかけで、久しぶりに会うことになったんです。

当時、携帯電話が普及し始めたころで、会う前にメールでやり取りしたり、長電話したり、すごく盛り上がったんです。

昔話をしたり、最近どうしてるとか、大学の話とか、とにかく話題は毎回尽きなかったです。

恋愛ってこんなに楽しいものなんだなと初めて思いました。

今考えると、単に若かっただけなんですが。

ついに会う日が来て、デートしました。

私が、彼の住む街へ新幹線で行きました。

何かの用事を無理やり彼のいる地域で探して、こそこそ出かけて行ったと記憶しています。

会う前は、あんなに盛り上がっていたのに、デート当日、待ち合わせ時間に彼は遅刻してきました。

理由は、大学のサークル活動をしていたから、というんです。

そんなの、いつでもできる、って感じです。

私はわざわざ遠いところから来たんですけど、と思ってその時点で怒っていました。

だいぶ遅刻して現れた彼は、昔の面影がほとんどなくなっていました。

高校時代はすらっとしていて、さわやかで、すごく好青年だったのに、目の前に現れた人は、まるで別人でした。

え?何このおじさん?という感じに見事に大変身していたのです。

会っていない時期に一体何が彼に起こったのでしょう。

なんで会うことにしてしまったんだろう、というのが最初の感想ですね。

お金も掛かったし(携帯代もすごくかかったな)、遠距離は恋に恋してるだけだったな、と思います。

会わずに、淡い思い出だけにしておけば、今も学生時代のいい思い出の一つだったのに、と思うとやけに残念です。

一度会ってデートしてから、なんとなく疎遠になって、というか私があまり連絡しなくなったんですが。

そのまま自然消滅した感じです。

あれから、私は遠距離恋愛はしないことにしています。

リスクは多いし、わざわざ遠いところにいる人と恋愛関係になる必要はないな、と思っています。

まあ、それだけ真剣に考えられる人がいないから、と言えばそれまでなんですが。

みなさんも遠距離恋愛を始める前に、理想と現実を想像してみましょう。

やめた方がいい、と私ならアドバイスしたいです。

35歳女 日本とアメリカの遠距離恋愛

私は現在35歳の専業主婦です。

20代の頃、遠距離恋愛をしました。

現在の夫はその時付き合っていた彼ではないので、私の遠距離恋愛はお別れという形で終わってしまったのですが、遠距離恋愛ならではの苦悩とロマンチックだったこと両方があり、今となってはいい思い出です。

当時、大学の春休みを利用して台湾へ一人旅していた私は、世界各国の若者たちが集うユースホステルに宿泊していました。

そこの宿泊者共同キッチンで簡単な調理をし、食堂で一人で食事をしていた時にアメリカ人の彼に声をかけられたのがきっかけでした。

「どこから来たの?」「いつまで滞在しているの?」など他愛もない会話から、私の拙い英語にも親身に耳を傾けてくれて色々な話をしました。

意気投合し、翌日から一緒に色々な観光名所を周ったり台湾フードを楽しんだりしました。

そして、お互いそれぞれの母国に帰国しなければならない頃には既に惹かれ合っていました。

私の方が先に日本へ帰国すると、アメリカ人の彼はアメリカに帰る前に急遽日本へ寄り、私に会いに来てくれました。

ここからお付き合いが始まり、日本とアメリカという大遠距離恋愛が幕を開けました。

当時は、毎日のようにスカイプでテレビ電話をしたり、手紙やメールも出来る限りしながらコミュニケーションを図りました。

時差がありますが、それを考えながら「おはよう」「おやすみ」などの連絡を取り合うのも楽しかったです。

クリスマスからお正月にかけて、アメリカの彼と一緒に過ごすためにアメリカで過ごしたこともありました。

どこもかしこもホリデームードで本当に楽しく幸せだったのを覚えています。

ただ、お互いに学生の身で、一度会うだけでもある程度の時間とお金がかかってしまうため、なかなか会うことができないのはお互いにとって寂しさや不安になることも多々ありました。

ちょっとしたケンカの後はすぐに会って仲直りできたり、不安な時こそ相手の温もりをすぐにでも感じたいなと思うことはありました。

ある時、大ゲンカをし、本当にこのままだとお別れになってしまうかもしれないという時、翌日にアメリカ行きのチケットを取って急いで飛んで行ったことがありました。

お互いの和解のために、我ながらすごい行動力と大出費だな、、、と思った記憶がありますが、その時は彼に会うことが何より大事!と思ったのでしょう。

そんな行動力も虚しく、直接会って話し合えたものの、結局はなんとなくの仲直りで終わってしまい、それから少しずつ連絡を取り合う頻度が少なくなっていきました。

約2年間弱の、太平洋をまたいだ遠距離恋愛でしたが、やはりその距離は私たちには遠すぎたようで、いつの日かお互いに冷めてしまい連絡を取り合うことはなくなりました。

遠距離恋愛はなかなか難しいのかもしれませんが、本気で恋愛をしていたので、遠距離恋愛だからこそ楽しかったこともたくさんあったように思います。

そして、遠距離恋愛から本当に生涯を共にするパートナーになりたい気持ちがあるならば、早い段階から将来について相手側の考えを訊いたり、自分の気持ちを伝えたりして、お互いにの認識をしっかりさせて、そにためにはどうしたらいいのか話し合うことが大切なのかもしれないと今なら思います。

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